【千駄ケ谷カフェ戦争】バロラーテラス千駄ヶ谷店 “食べログ”に続々と批判口コミ
新たな口コミが投稿されていましたが、やはり店内オペレーションやサービス周りの批判と改善提案ですね。
以前の方と指摘ポイントがほぼ一致してます。
読んでいて感じるのは、この辛口口コミの2件は店に対しあくまで「改善要望」のレベルで「愛情」があります。
ハッキリ言って、ここに書かれているような対応なら、普通の客はわざわざ口コミなど書く気も起きませんからね。捨て置けですよ。単純に二度と行かないだけです。
その意味では本来傾聴に値する重要なユーザーだと思います。
この手の「口コミサイト」は感動するほど良かったか、黙っていられないほど悪かったかの口コミに2分されるもの、つまり普通なら口コミなどしないのです。
以前の批判&改善提案者に対しては店側が下記のレスを付けました。
Ryomachan様、
この度は当店をご利用いただきありがとうございます。
雨が降っている中長らくお待たせしてしまい誠に申し訳なく存じます。
「飲食は準備業」と言われるなか誠に恥ずかしながらオープンして数日で
まだまだオペレーション面での至らなさを痛感している所存でございます。
お客様よりご指摘いただいた部分に関しまして、早急にスタッフ一同で改善していく所存です。
皆さまより愛される店作りをしてまいりますので、何卒宜しくお願いいたします。
このコメントは5月31日。
それに対して冒頭の口コミは6月6日に投稿され、訪問も6月とあります。
つまり「改善」を誓ったレスから最短でも一両日は経過している事になります
ここから読み取れるのは、多くの人々の目に触れる食べログの口コミに対し、体裁を整えるだけのコメントに終始しているのではないかという「疑惑」です。
要は「元々実行する気もないテンプレートを貼っているだけ」ではないか。
悪しき「産業的ノリ(どうせ客にはわからんだろう的)」と言おうか。
「早急にスタッフ一同で改善」などと書いてますが、今回の口コミが昨日、一昨日の訪問で記されたものとすれば「5日間何もしていなかった」とも考えられます。
そもそも以前から「店の常駐者ではないWeb担当者が更新している」と指摘している店のFacebook同様、今回のコメントも「実際の店の様子を知らないで書いている」事が伝わって来ます。
現場と経営サイドが分断されている印象を受けるのです。
現代はSNS隆盛で、FacebookやTwitterを駆使し客との距離を縮め、直接ここから意見を採り入れるなど、きめ細かな対応が出来なければ生き残れません。
メニューで言えば、以前のグッドモーニングカフェは店名の通り「しっかりした朝食を摂る」をコンセプトにしており、周囲の競合店舗と差別化に成功していました。
ところが既に20年以上このビル(Barbizon 11)を管理していながら、バロワーテラスの経営者は周囲競合店のリサーチさえしていない様子です。
最初に一般客として口コミを寄せたユーザーは、丁寧に周辺の競合店のレベルの高さを紹介してくれてさえいます。
このあたりからも「六本木」「千駄ヶ谷(原宿)」「青山」と「場所さえ良ければなんとかなる」との不動産的発想を感じなくもありません。
また、不可解なのはぐるなびサイトで、六本木店と、まだ出来てもいない青山店は紹介されていても千駄ヶ谷店の掲載はありません。
このあたり立地から結婚式の二次会利用が見込めない(提案できない)千駄ヶ谷店と差別化、あるいは案外「ダメだったら閉めればいい」的「実験店舗」の位置付けなのかも知れません。
いずれにせよ本当に危機感を持つとするとグッドモーニングカフェがオープンする6月11日以降なのではないでしょうか。
それまでは客もある面「選択の余地がない」点から店を利用してしまうのでしょうから。