【Nexus6P発売】Googleフラッグシップ端末は4年連続ソフトバンクから発売。
一昨日発表されました。
以前書いた記事「なぜソフトバンクはGoogle端末(Nexus)を独占販売出来たのか」
の通り今年もやはりソフトバンクグループが取り扱います。
てかネタばらしをすると、昨年Nexus6発売の時点で、次期モデルのソフトバンク発売が決まっていたようで、あとはソフトバンクがどう展開するかだけだったようです。
結局今年はソフトバンクブランドでの取り扱いとし「iPhoneとGoogle(Android)の両フラッグシップを取り扱うのはソフトバンクだけ」と訴求したい腹づもりが見えます。
製造はHuawei。このブランドはイーモバイルとしてもソフトバンクとしても「昵懇の仲」と言っても良いでしょう。両者基地局設備でもHuawei製品を採用しています。
もちろんSIMロックが掛かっており、解除の手続きは他のモデルと同様です。
気をつけたいのはUSB-Cを採用している為に今までのmicroUSBアクセサリが使えないと言うこと。
Nexus6PはGooglePlayでも発売。ここでゴールドは「Nexus 6P スペシャル エディション」として別扱いになっています(ソフトバンクではただのカラバリ扱い)
仕様をみると、TD-LTEのBand41とCA(キャリア・アグリケーション)にも対応。CDMAもBC0(800MHz帯)にも対応していますから、試してはいませんから明言出来ませんが、au/KDDIのSIM(mineoも...でしょう!)でも3G/LTEともに使えるようです。
またTD-SCDMAにも対応。中国のキャリアでも利用できるのが時代の趨勢を感じます。
一方、Y!mobileではNexus5Xを取り扱います。
このモデルはGooglePlayで発売されている仕様と同じで端末自体はSIMフリー。SIMはIMEIとのヒモ付きで使い回しが出来ない(10/8時点の情報)
今年からはY!mobileがソフトバンクのディフュージョンラインである点がより鮮明になったと言えます。
また先行して発表されたのがLG製造モデル、ドコモのNexus5X
この報道で一時は「Nexusは今年ソフトバンクは取り扱わないのでは」と思われましたが、フタをあけるとこんな状況。
ともあれドコモとLGの付き合いは長年にわたりますので、まったく違和感がありません。
Y!mobileのカラバリは3色ですがドコモには「アイス」がなく2色展開。SIMロックも掛かっています。
またNexus6Pのゴールドを「iPhoneの後追い」と語る方もいますが、実際は中国勢が先にゴールドモデルを出してiPhoneは追従した側です。
これは「中国で好まれる必須のカラー」とのことでChina mobileでのiPhone取り扱い(2014)に際しAppleの(当然と言える)企業戦略なのでしょう。
対応周波数では6Pと違うのはCDMA非対応。つまりau/KDDI(mineoも!)のSIMでは使えませんので注意。
6P同様TD-LTEのBand41でCAも対応していますので、やはりY!mobileかソフトバンクのSIMがベストマッチと言えるでしょう。
こちらもUSB-C採用です。
私は検証目的がありますからNexus6PをGooglePlayで購入し「SIMだけ契約」のY!mobile回線がメイン運用になりそうです。