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The Marmot Underground & Eco

日常のさまざまな事柄について綴ります。

「大阪都構想の住民投票結果」から連鎖する日本政治の悪しき「選挙互助会」グセ

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維新の新体制は松野氏と柿沢氏による「元民主」なメンツとなった。

その意味では「元サヤ」である民主党へ合流の流れは抵抗なく自然だ。

しかしこれはいかに維新の会(党)が人材なき「ワンマン政党」であったかも露呈させている。

松野氏は根っからの「事務方」であったし柿沢氏は昨年でやっと3期目を迎えた浅いキャリアと「潮が引いて岩礁がむき出しになった」かのような「痛々しさ」さえ漂っている。

いっそ解党したほうが良いのではないかとさえ思う。

恐らく現行の選挙制度(小選挙区比例代表並立制)が続く限り恐らく松田公太派なども自然に収斂されて、民主党の成り立ちよろしく「二大政党制の掛け声&本音は選挙互助会」の時代がまた始まるのだろう。

この選挙制度は例え「かりそめ」であっても「二大政党制の形勢」に持ち込まなければ選挙にならない。

2012年の衆院選で大勝した自民の得票数25,643,309票は、政権交代し自民が敗北した2009年の衆院選の得票数27,301,982票を下回っており、更に2014年の衆院選では25,461,448票と、過去3回の選挙では一貫して減少し続けているーーにも関わらず自民が圧倒的に勝ち続けているのは「二大政党制の形勢」になっていないからに他ならない。

と言うより、2012年は野田総理が民主を離党した小沢グループや、おそらくは民主党と「同じパイを奪い合うであろう」国政選挙の初陣に臨む日本維新の会の体制が整う前にと意図的に解散したし、2014年の安倍総理も同じ理由で、野党の足並みが揃わず「まさかこのタイミングで解散はないだろう」との油断を突いて解散に踏み切った。

小選挙区比例代表並立制が続く限り今後「解散のタイミング」は野党の形勢を窺うことになるのは間違いないだろう。

とは言っても「みんなの党」のように「二大政党制の中で我々はキャスティングボートを握り野党共闘はしない」とアイデンティティを構える党も今後は出るだろう。

なぜならこの小選挙区比例代表並立制のモデルとなった英国(小選挙区)も今や10年間連立政権で、キャスティングボートを握る「第3党」が政権の行方を担う状況。これは現在の自公連立でも「2/3を満たす条件」の意味においては似た事態に陥っている。

つまり「二大政党制」は「一票の格差」で違憲状態を常に抱えるリスクの見合う機能を果たしてはいないと私は感じている。

それにしても「維新の会」など過去の新党ブームも同じだが、「新党」と言いながら既存の「古い」政治家がその時時に「選挙に有利な党」を渡り歩く現実がある限り日本は変わらない。

新人だけで「新党」を発足させ、キャスティングボオトを握る規模まで発展させる党が現れるまで私の心中は常に「暫定気分」なのだ。

 

それには欧州で主流の選挙制度「比例代表制」に切り替えない限りムリだろう。

選挙区なしの「比例代表制」なら「クオーター制」も名簿を男女交互にすることで実現できるし、被選挙権さえあれば学生だけの政党も低コストで政治参加も可能だ。

問題はそれが「日本」という風土に馴染むかどうかであるのだが....